ご神灯流し終息祈る 水橋橋まつり、花火大会は中止
「水橋橋まつり」は25日、富山市水橋地区で開かれ、同地区の白岩川河口で新型コロナ終息を願う「ご神灯」の火を流した。新型コロナウイルスの影響で花火大会を中止するなど、行事を縮小した。
同市水橋町の水神社で神事があり、旦尾(あさお)嘉宏宮司が祝詞を奏上。氏子会の渡辺昭三会長(75)らが玉串をささげた。火流しは白岩川河口であり、橋まつり実行委員が段ボールに載せた綿におはらいした火を移して川に流した。152個の火は辺りを優しく照らしながらゆっくりと流れた。
橋まつりは1869(明治2)年、白岩川に立山橋(現東西橋)を架けるために神木を切ったおわびと感謝をささげる祭礼。住民が余った材木で建立した水神社で祭礼を行っている。北日本新聞社共催。